【バキ】第6話「片平巡査の報告書」感想[2018夏アニメ]

 面白かったです。花山とスペックの戦いに決着がつきます。

●あらすじ

 スペックによって、口の中で銃弾を爆発させられた花山。顔に大ダメージを受けたものの攻撃に耐え、反撃のパンチでノックアウトする。

 その後、花山は気絶したスペックを警察に引き渡すが、スペックはすぐに復活し、警察から奪った警棒や拳銃を使って逆襲する。攻撃を受けて負傷した花山は追いつめられたかに見えたが、トドメの一撃を回避してスキを作り出し、馬乗りになってひたすらパンチを打ち込む。

 それに対して、スペックはスタングレネードを使用して視界を奪い、花山の首を絞めにかかる。だが、花山は強大な握力でスペックの腕を握り潰し、さらに喉も潰して倒す。そして、敗北したスペックは生きる気力を失い、身体が急激に衰えてしまった。

 一方、学校でテストを受けていた刃牙は、ドイルの襲撃を受けるのだった。

●感想

 花山がスペックに勝利する話でした。壮絶な戦いでしたね。

 口の中で銃弾を爆発させられて、両頬に穴が空くのが物凄いインパクトがありました。普通の作品なら、何らかの理由で軽症で済むか、逆に重症を負って敗北してしまうかのどちらかだと思いますが、この作品では大ダメージを受けた上で、なおも戦って勝ってしまうんですね。

 以前も独歩が左手切断から相手の顔面に貫手を食らわせていましたし、大ダメージを受けながらも平気な顔して戦う作品なんですね。今までに見てきた作品でも大ダメージを受けながら戦って勝つ展開はありましたが、ここまで痛々しい描写はあまりないので、新鮮な驚きがあります。

 それと、最後は相手の腕や喉を握り潰して倒すというのも凄かったです。何か技を出すわけでもなく、ただ握力に物を言わせて握りつぶすという単純さが良いですね。花山の個性がとてもよくあらわれている戦い方でした。

 あと、この作品は胡散臭い説明が多いですね。今回は片平巡査のしゃべり方と相まって、特に胡散臭い感じがしました。しかも妙に丁寧に描写されるという。まあ、民明書房みたいなもんですね。

 さて、次回は刃牙とドイルが戦うようです。今のところ、刃牙は主人公なのにまだまともに戦っていないので、どんな戦いが展開するのか楽しみです。

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